こんにちは。
ペイントホームズ藤岡店です。
外壁塗装の現地調査に伺うと、外壁だけでなく、玄関の柱や梁、破風板などの木部についてご相談をいただくことがあります。
「外壁を塗るとき、木の部分も一緒に塗った方がよいですか」
「見積書に外壁塗装と書いてありますが、玄関の梁も含まれていますか」
「木部が色あせていますが、上から塗れば直りますか」
このような疑問を持たれるのは、決して珍しいことではありません。
外壁塗装という名前から、工事の対象は壁だけだと思われがちですが、住宅の外側には、破風板、軒天、玄関柱、梁、戸袋など、外壁以外にも塗装が必要になる部材があります。
ただし、外壁を塗るからといって、木部もすべて一緒に塗ればよいわけではありません。
木部の状態によっては塗装で整えられる場合もあれば、塗装の前に補修や交換を検討した方がよい場合もあります。
今回は、藤岡市で外壁塗装を検討されている方へ、木部を一緒に塗装するか判断するときのポイントを、現地調査で実際に見ている箇所を交えながらお伝えします。
1.外壁塗装の見積りに木部が含まれているとは限りません
外壁塗装の見積書を見るときは、まず施工範囲を確認します。
見積書に「外壁塗装一式」と記載されていても、玄関の柱や梁、破風板、木製の軒天まで含まれているとは限りません。
木部が含まれている場合は、見積書に次のような名称で記載されることがあります。
・破風板塗装
・軒天塗装
・玄関柱塗装
・梁塗装
・木部塗装
・付帯部塗装
ただし、「付帯部一式」とだけ書かれている場合は、どこまで塗装するのかが分かりにくいことがあります。
工事が始まってから玄関の梁が見積りに含まれていないことが分かると、追加工事になる可能性があります。
反対に、状態のよい木部まで最初から施工範囲に入っていれば、必要性を確認しないまま費用が加わっていることもあります。
見積りを比べるときは、合計金額だけを見るのではなく、外壁以外にどの部分が含まれているかを横に並べて確認すると違いが分かりやすくなります。
当店でも、木部がある住宅では、「この梁は施工する」「こちらの木部は今回は塗らない」という範囲を、できるだけ曖昧にしないようにしています。
2.木部の塗装は、現在の仕上げ方を確認してから決めます
木部塗装には、木目を残す仕上げと、木目を隠して塗りつぶす仕上げがあります。
玄関の梁や柱など、木の表情を残したい場所では、木材へ浸透する木材保護塗料を使うことがあります。
この仕上げでは、木目を完全に隠さず、木が持つ模様を生かしながら色を整えられます。
一方、すでに表面が塗りつぶされている木部や、色を均一に見せたい場所では、表面に塗膜をつくる方法を選ぶ場合があります。
ここで注意したいのが、現在の塗装状態です。
以前に表面を塗膜で覆う塗装がされている木部へ、後から浸透型の木材保護塗料を塗ろうとしても、塗料が木の内部へ入りにくいことがあります。
そのため、色見本を見て仕上がりを決める前に、今どのような塗装がされているのかを確認します。
現地では、木目が見えているか、表面に塗膜が残っているか、剥がれ方はどうかを見ながら、次の塗装方法を考えます。
外壁と木部が隣り合っていても、同じ塗料をそのまま使うとは限りません。
材質だけでなく、以前の施工状態まで確認しておくことで、仕上がりの違いや早期の剥がれを防ぎやすくなります。
3.塗装で整えられる木部と、補修が先になる木部があります
木部の色が薄くなっていると、塗料を塗れば元どおりになるように見えるかもしれません。
表面の色あせや軽い塗膜の傷みであれば、下地を整えたうえで塗装できるケースがあります。
しかし、木そのものに腐食が進んでいる場合は、塗料を塗るだけでは直りません。
現地調査では、見た目の色だけでなく、木部を近くから確認します。
例えば、表面を押したときに柔らかく感じる部分、木が崩れかけている部分、大きく割れている部分があれば、塗装だけで済ませない方がよい可能性があります。
特に確認するのが、部材の下側や継ぎ目です。
破風板は正面から見ると傷みが少なくても、下端や継ぎ目に水が回り、そこから劣化していることがあります。
玄関の梁も、屋根があるからまったく雨の影響を受けないとは限りません。
風を伴う雨が吹き込んだり、湿気が抜けにくかったりすると、正面よりも下側の色が抜けていることがあります。
木部は、見えている面だけで状態を判断しにくい部材です。
少し離れた場所から色あせを見るだけではなく、下側、木口、接合部分まで見ておく必要があります。
腐食した木部へ塗料を塗っても、木材の強度が戻るわけではありません。
一時的に表面がきれいになっても、内部の傷みが進めば、塗膜が早く剥がれたり、補修範囲が広がったりすることがあります。
塗装できるかどうかではなく、塗装で済ませてもよい状態なのかを先に判断します。
4.木部は場所によって傷み方が異なります
住宅に使われている木部は、すべて同じように傷むわけではありません。
玄関の奥にある梁と、屋根の端にある破風板では、雨や日差しの当たり方が違います。
南側や西側の木部は日差しを受けやすく、表面の色あせや乾燥が進みやすい傾向があります。
一方、日当たりが少ない場所では、乾きにくさや湿気の影響を受けることがあります。
玄関柱では、上の方より床に近い部分の方が傷んでいる場合があります。
雨の跳ね返りや、床まわりに残る湿気の影響を受けやすいためです。
破風板では、表面だけでなく、端部や釘のまわりも見ます。
塗膜の小さな割れから水が入り、木部の内側で傷みが進んでいることもあります。
現地調査では、建物を一方向から眺めるだけではなく、場所ごとの違いを見ながら確認します。
同じ「木部塗装」という項目でも、玄関の梁と破風板では、作業する高さ、傷み方、必要な下地処理が異なることがあります。
見積りに木部一式と書かれている場合は、どの場所をどのように施工するのかまで確認しておくと、工事内容が分かりやすくなります。
5.外壁と木部を同時に塗るかは、足場の必要性も考えます
木部が塗装できる状態で、そろそろ手入れが必要な時期であれば、外壁塗装と同時に施工する方法があります。
高い場所にある破風板や軒まわりを塗装するには、足場が必要になることがあります。
外壁塗装を終えた数年後に木部だけを施工しようとすると、その木部のためにもう一度足場を組まなければならない場合があります。
外壁塗装で足場を設置している間に必要な木部を一緒に塗れば、別の時期に足場を組む負担を避けやすくなります。
ただし、足場があるからすべて塗るべきという意味ではありません。
前回の木部塗装からあまり年数がたっておらず、状態も良ければ、今回は施工しない判断もあります。
逆に、見た目には大きな傷みがなくても、高い場所にあり、次回単独で施工すると足場が必要になる部分は、今回一緒に手を入れるか検討する価値があります。
当店では、現在の傷みだけでなく、場所と次回の施工時期も考えながらお話ししています。
必要な箇所と、今すぐ施工しなくてもよい箇所を分けることで、工事内容を考えやすくなります。
6.外壁だけを新しくすると、木部の色あせが目立つことがあります
塗装前は建物全体が同じように古く見えていたため、木部の色あせがあまり気にならないことがあります。
しかし、外壁が明るくきれいになると、それまで目立たなかった木部の退色が急に気になることがあります。
特に玄関の柱や梁は、来客時にも目に入りやすい場所です。
外壁は新しくなったのに、玄関まわりの木部だけが白っぽく色あせたままだと、外観全体のまとまりが弱く見えることがあります。
外壁と木部を同時に施工する場合は、単に同じ色を塗るのではなく、住宅全体の組み合わせを見ます。
明るいベージュ系の外壁に濃いブラウンの木部を合わせると、梁や柱の形が引き立ち、落ち着いた印象になります。
木部を外壁に近い明るさへ整えると、全体がやわらかく、すっきり見えます。
木目を残す仕上げでは、同じ塗料を使っても、木材の吸い込み方によって色の濃さに差が出ることがあります。
新品のように完全に同じ色へそろえるのではなく、木の表情を残した仕上がりになることも知っておきたい点です。
色見本だけを見るのではなく、屋根、サッシ、玄関ドア、軒天との組み合わせまで考えると、塗装後のイメージがつかみやすくなります。
7.見積書では木部の場所と下地処理を確認します
木部塗装の見積書では、塗料名だけでなく、施工する場所と下地処理の内容を確認します。
木部は、塗る前の処理によって仕上がりが変わります。
古い塗膜が浮いている場合は、剥がれかけた部分を落とし、表面を整えてから塗装します。
傷んだ塗膜を残したまま上から塗ると、新しい塗料ではなく、その下にある古い塗膜ごと剥がれることがあります。
木目を残す仕上げでは、既存塗膜や汚れの残り方によって、色の入り方に差が出ることもあります。
見積りを確認するときは、次の内容が分かるようになっているかを見てみてください。
・塗装する木部の場所
・木目を残す仕上げか、塗りつぶす仕上げか
・古い塗膜をどのように処理するか
・使用する塗料の種類
・塗装回数
・腐食が見つかった場合の対応
すべてが細かく書かれていない場合でも、質問したときに施工内容を説明してもらえるかが一つの目安になります。
特に腐食の補修費用が別になる場合は、どの程度の傷みで追加費用が発生するのかを工事前に聞いておくと安心です。
8.外壁だけでなく、建物を一周して確認することが大切です
外壁塗装のご相談では、色あせやひび割れなど、最初に気になった外壁部分へ目が向きやすくなります。
しかし、建物の外側には、外壁以外にも雨や日差しを受けている場所があります。
玄関の梁、破風板、軒天、雨樋、雨戸などを一緒に見ておくと、今回施工する部分と、次回でもよい部分を整理しやすくなります。
見積りを依頼するときは、「外壁塗装はいくらか」だけでなく、「建物のどこまで見て作られた見積りなのか」も確認してみてください。
同じ外壁塗装の見積りでも、木部や付帯部分の施工範囲が違えば、合計金額だけを比べても正しい比較にはなりません。
以前、藤岡市で行った外壁塗装では、外壁をフィラーで下塗りしたあと、中塗り、上塗りと進め、玄関上部の木部は木目を残す方法で仕上げました。
実際の施工工程は、こちらの記事でご紹介しています。
外壁をローラーで仕上げる工程と、木部を刷毛で仕上げる工程を見比べると、材質によって塗り方が異なることが分かりやすいと思います。
9.藤岡市で外壁塗装と木部塗装をご検討中の方へ
外壁塗装と木部塗装を一緒に行うべきかどうかは、建物の状態や木部の場所によって異なります。
色あせが見られても、塗装で整えられるとは限りません。
木部の内側まで傷んでいる場合は、塗装より先に補修や交換が必要になることがあります。
反対に、まだ状態が良い木部まで、外壁と一緒だからという理由だけで塗る必要はありません。
まずは、木部が塗装できる状態なのか、補修が必要なのか、今回は施工する時期なのかを分けて考えることが大切です。
ペイントホームズ藤岡店では、藤岡市で外壁塗装の現地調査を行う際、外壁だけでなく、破風板、軒天、玄関まわりの木部なども確認しています。
見積りを作るためだけに建物を見るのではなく、今回施工した方がよい場所と、まだ急がなくてもよい場所をできるだけ分けてお伝えします。
「見積りに玄関の梁が含まれているか分からない」
「木目を残したまま塗装できるか見てほしい」
「色あせなのか、腐食しているのか判断できない」
このような場合も、現地で木部の状態を確認しながらご説明します。
外壁と木部をまとめて塗ることだけを前提にせず、お住まいに必要な施工範囲から一緒に考えていきます。
藤岡市,高崎市,安中市,富岡市,,甘楽郡,多野郡,埼玉県深谷市,本庄市,児玉郡,伊勢崎市,前橋市,佐波郡にて、
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