高崎市にて施工してきたマンション屋上防水工事も、いよいよ今回で完結編となります。

これまでのブログでは高圧洗浄や下地処理、防水層の施工状況などを順を追ってご紹介してきました。

今回は、その総仕上げとして「施工前」と「施工後」の違いを振り返りながら、工事完了までの流れをまとめます。

施工前

施工前の屋上と洗浄作業

再掲となりますが、施工前の状態をご覧ください。

ご覧いただける通り、施工前の屋上は長年の雨風や紫外線の影響で汚れが蓄積し、表面は黒ずみや藻の付着が見られました。

防水層の劣化により、雨水がたまる箇所も確認でき、放置すれば漏水リスクが高まる状況でした。

まずは高圧洗浄を行い、汚れや劣化した表層をしっかりと除去していきます。

これにより、防水材の密着性が高まり、仕上がりの耐久性を大きく左右します。

下地処理と防水層施工

高圧洗浄の後は、下地の補修作業を実施しました。

ひび割れや不陸（凸凹）を補修し、平滑な下地を作ることで、防水材がしっかりと密着し長持ちする仕上がりが可能となります。

その後、ウレタン防水材を塗布し、防水層を形成しました。複数回の塗り重ねを行い、十分な厚みを確保することで、耐久性・防水性ともに優れた屋上へと生まれ変わります。

施工中は気温や湿度も考慮しながら、乾燥時間を守ることが重要なポイントです。

施工後の状態

施工後の屋上は一目で違いが分かるほど、美しく整いました。

均一で滑らかな防水層が屋上全体を覆い、施工前にあった黒ずみやひび割れは完全に解消されています。

雨水が溜まりやすかった箇所も改善され、排水性が向上しました。

これにより、建物内部への雨漏りリスクが大幅に低減し、今後長期にわたり安心して利用いただける状態になっています。

外観上も明るく清潔感が増し、建物全体の資産価値向上にもつながります。

今回の工事を振り返って

今回の高崎市でのマンション屋上防水工事は、洗浄から下地処理、防水層形成、そして完工に至るまで、全工程を丁寧に進めることで、確実な仕上がりを実現できました。

特に施工前後を比較すると、防水の重要性を改めて感じていただけるかと思います。

屋上は常に直射日光や雨風にさらされるため、劣化が進むと建物全体の寿命にも直結します。

定期的なメンテナンスと適切な施工が、建物を長く守るために欠かせません。

まとめ

これまで4回にわたりお伝えしてきた高崎市のマンション屋上防水工事。今回で無事完了となりました。

【高崎市のマンション屋上防水工事】雨漏り防止の決め手！高圧洗浄から防水材塗布まで現場レポート

【高崎市のマンション屋上防水工事】重ね塗りで耐久性アップ！仕上げ工程｜現場レポート②

【高崎市のマンション屋上防水工事】仕上げの要！上塗り1・2で長持ち防水へ｜現場レポート③

施工前は汚れや劣化が目立ち、漏水リスクも懸念される状態でしたが、工事後は防水性能がしっかりと復活し、美観も大きく改善されました。

マンションやビルなど大規模建物の屋上防水は、居住者の安全や快適さを守るうえで非常に重要な工事です。

高崎市周辺で屋上防水や外壁改修を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。