藤岡市の外壁塗装専門店

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【高崎市 店舗内装工事】ボード面吹き付け塗装で、ムラのない上質な仕上がりを実現!

今回は、高崎市内の店舗内装で行った「ボード面 吹き付け塗装」工事の様子をご紹介いたします。

店舗の内装塗装は、ただ“壁をきれいにする”だけではありません。

お客様が入店した瞬間に感じる印象、空間の明るさや雰囲気、そしてお店のブランディングにも直結する大切な要素です。

そのため、見た目の美しさだけでなく、「質感」や「均一性」「照明との相性」まで意識した塗装が求められます。

今回ご依頼いただいた店舗オーナー様からは、

「白を基調にした清潔感のある空間にしたい」とのご要望がありました。

一見シンプルに見える“白い壁”ですが、実は非常に難易度が高く、職人の技術と集中力が試される作業です。

 

■ ボード面の下地処理が最も重要

現場は新設の石膏ボード面。

吹き付け塗装では、下地の状態がそのまま仕上がりに反映されるため、塗る前の「下地処理」が何より大切です。

ボードの継ぎ目(ジョイント)やビス頭を丁寧にパテで平滑にし、段差や傷をしっかりと整えます。

この段階でわずかでも凹凸が残っていると、吹き付け後に光の反射で影のように浮き上がってしまうため、時間を惜しまず確認を重ねます。

当店では、仕上がりの精度を上げるため、照明を当てて角度を変えながらの“光チェック”を実施。

小さな傷や凹みも見逃さないよう、細部まで徹底して仕上げています。

 

■ 飛散防止のための丁寧な養生

吹き付け塗装は、塗料を霧状に噴射する工法のため、周囲への養生が欠かせません。

床や窓、建具、電気配線部分など、塗料が付着してはいけない部分を全てシートで覆います。

とくに店舗内装では、床や什器がすでに設置されているケースも多いため、

「塗る」前に「守る」ことが重要になります。

現場の空間全体を見渡しながら、エッジ部分やスイッチ廻りなど、細かい箇所もマスキングテープでしっかり固定。

この養生作業にどれだけ丁寧に時間をかけられるかが、仕上がりの美しさに直結します。

 

■ 均一でムラのないボード面吹き付け仕上げ

施工中

ボード面吹き付け仕上げ

下地処理と養生が完了したら、いよいよ吹き付け塗装の工程です。

今回使用したのは、エアガンタイプのスプレーガン。

職人が片手でガンを操作しながら、一定の距離・速度・角度を保ち、壁全体に均一に塗料を噴射していきます。

このとき重要なのが「リズム」と「スピード」です。

動かすスピードが速すぎると塗料が薄くなり、

逆に遅いと垂れやムラの原因になります。

息を合わせるように一定のリズムで、壁一面を滑らかに吹き上げていく職人の姿は、まさに“経験の技”そのものです。

1回目の吹き付けでベースをつくり、乾燥後に2回目を重ねることで、厚みのある強固な塗膜を形成。

光沢が均一に整い、見た目にも滑らかで美しい仕上がりとなります。

 

■ シンプルな白壁こそ、技術が映える

施工後

完了写真

今回の塗料は、店舗空間の明るさを引き立てるホワイト系。

白はごまかしが効かず、下地の精度・塗膜の均一性・光の当たり方が仕上がりを左右します。

ほんのわずかなムラも目立ってしまうため、職人の腕が試される色でもあります。

完成した壁は、光を柔らかく反射し、店舗全体が広く感じられる開放的な印象に。

オーナー様からも「まるで新築のような仕上がり!」と嬉しいお言葉をいただきました。

私たちも、お店の空間づくりに関わる責任を感じながら、一面一面、丁寧に吹き上げた甲斐を実感できた現場でした。